使役霊との契約
私が召喚する使役霊(使い魔/タルパ)は、召喚前に主人との契約を結ばせています。
この契約内容は、モーセの十戒を参考にしており、使役霊が決して主人に損害を与えないように留意しています。
また、使役霊の人権も考慮しており、決して契約ゆえに奴隷にはならないように気をつけました。
まずオリジナルの「モーセの十戒」を掲載しましょう。
- わたしのほかに神があってはならない。
- あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
- 主の日を心にとどめ、これを聖とせよ。
- あなたの父母を敬え。
- 殺してはならない。
- 姦淫してはならない。
- 盗んではならない。
- 隣人に関して偽証してはならない。
- 隣人の妻を欲してはならない。
- 隣人の財産を欲してはならない。
この十戒の内容を主人と使役霊の関係に当てはめたものが、「使役霊の十戒」です。
使役霊の十戒
- 主人の他に主人があってはなりません。
- 主人の名をみだりに唱えてはなりません。
- 主人の存在を心にとどめ、これを守りなさい。
- 主人の父母、友人、仲間を大切になさい。
- 主人が命じなければ誰も傷つけてはなりません。
- 主人が命じなければ誰も貶めてはなりません。
- 主人が命じなければ何も奪ってはなりません。
- 主人が尋ねれば真実を伝えなさい。
- 主人以外の人間を求めてはなりません。
- 主人の持つものを求めてはなりません。
使役霊も命ある存在ですから、時にはやむを得ない事情で十戒の内容に反することもあるかもしれません。しかし罰は下されません。
使役霊は十戒に縛られているからこれに従うのではなく、主人を想うからこそ従うのです。
十戒を守れば、主人と使役霊お互いのためになることは伝えています。それに彼らは豊かな感情と深い知性を持ち合わせた存在ですから、何度も言って聞かせずともこのことはきちんと理解しているでしょう。
十戒に守られて
この世界には、使役霊以外にも人間と主従関係を結んでいる霊的存在が数多く存在します。式神や使い魔・タルパがそうでしょう。
彼らは人間とは異なる感性で生きており、道徳観念や行動指針が独特なことがあります。だからこそ主人を想って過ちを犯してしまうこともあります。
私たちが契約内容をはっきりさせることは、彼らとの生活をより良いものにする助けとなるはずです。
この十戒が、使役霊と主人はもちろんのこと、使い魔やタルパと暮らしている人のためにもなりますように。